殿山(とのやま)【ひたちなか海浜鉄道 各駅探訪】

2010年5月8日
(現在は色が変更になっています)

《 花咲くホームと水戸八景》

殿山駅のあたりは切り通し。駅舎とホームは周りの土地より一段低い所にあり、駅前から丘の上の住宅地へ、ゆるやかな坂道がのびています。

2010年5月8日

ホームの脇には、近くにある茨城県立那珂湊第二高校の「湊二高 はま菊応援団」による花壇が並んでいました。
色とりどりの花に包まれた、明るい雰囲気のホームです。

(※湊二高こと那珂湊第二高校は、2011年に那珂湊第一高校に統合され、那珂湊高校となりました)

駅名標にデザインされているのは、ハマギクとケイトウの花だとか。
ハマギクはひたちなか市の花。ひたちなか市は、ハマギクの自生する南限だそうです。

近隣の見どころ

水門帰帆(みなとのきはん)の碑

2010年5月8日

殿山駅からまっすぐ進み、県道6号線を右へ進めば、ひたちなか市役所那珂湊支所。
その裏手の突き当たり、港を一望できる丘の上に、水門帰帆の碑が建っていました。

「水門帰帆」は、中国の瀟湘(しょうしょう)八景になぞらえて、水戸徳川家第九代藩主・徳川斉昭が選定した「水戸八景」の一つ。
斉昭は、夕方に舟が港に戻ってくる風景を「水門の帰帆 高楼に映ず」と詠んでいます。
さすがに江戸時代そのままの景色とはいかないものの、現代の水門帰帆もいい眺めです。

2010年5月8日

手前に瓦屋根の家並み。向こうには那珂湊おさかな市場や、大洗に通じる海門橋が望めます。
アクアワールド・大洗の左手に、海が広がっていました。

姥の懐(うばのふところ)/姥の懐マリンプール

2010年5月8日

殿山駅から県道6号線を渡って、さらにまっすぐ進み、突き当たりを少し右へ行くと、海へ向かう階段があったので、下りてみます。
階段の下に「国木田独歩静養の地」碑がありました。このあたりが「姥の懐」です。
国木田独歩はここで病気治療のため静養したことがあり、『渚』という小説に、当地の様子を書いています。

姥の懐とは、徳川光圀が和歌に詠んだ景勝地。
「とりあげて見ればやさしき子安貝 乳房たつねよ姥の懐」
かつては洞窟のような岩があったそうですが、天保年間に誤って取り除かれてしまったそうです。

2010年5月8日

ここから海沿いの道を左(北側)へ歩くと、姥の懐マリンプールにたどり着きます。
潮の干満を利用した海水プール。外海と隔てられていて、小さなお子さんでも安心して泳げます。


ひたちなか海浜鉄道 湊線

勝田日工前金上中根高田の鉄橋那珂湊殿山平磯磯崎阿字ヶ浦

※2010年に書かれた「ゲイムマンのひたちなか海浜鉄道沿線案内」を再録したものです。

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もともとは「ゲームセンターでゲームをプレイして、1面クリアするごとに、1プレイ分の金額と同じだけ増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す『日本縦断ゲーセン紀行』」……だったのですが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまっています。

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