日工前(にっこうまえ)【ひたちなか海浜鉄道 各駅探訪】

2010年5月15日

《時刻表に載らなかった“幻の駅”》

日工前駅はもともと、日立工機の従業員専用駅として開業しました。
1998年から一般の旅客駅となり、すべての列車が停車しています。
表町商店街の南側に位置する、1面1線の駅。

湊線の多くの駅に共通する特徴ですが、ホームが長いです。
これはかつて、国鉄・JRからの直通列車があったため、その長さに合わせたのだそうです。
(当初は一般旅客駅ではなかった日工前駅も、ホームが長くなっているのが不思議ですが)
駅名標には、回転刃とドリル、ベルトコンベアがデザインされています。

近隣の見どころ

武田氏館(たけだうじやかた)

2010年5月15日

日工前駅を出て、目の前にある常磐線の陸橋を渡り、信号で左折。次の信号でまた左。
そこからは案内板に従って、住宅街の中を右、左、右と曲がると、駅から徒歩15分ほどで建物が見えてきました。
鎌倉時代の武士の居館が、絵巻物などを参考に再現されています。主屋と納屋、厩(うまや)、門や板塀など。

このあたりの地名は「武田」といいますが、こここそが、あの武田信玄で有名な、甲斐武田氏の発祥の地なのです!
平安時代末期にここに居を構えた源義清が、この地名から「武田氏」を名乗ったと考えられています。
義清とその嫡男・清光は、地元豪族との勢力争いに敗れて甲斐国に配流となり、甲斐武田氏の祖となったということです。
その詳細な経緯が、武田氏館の主屋に書かれています。

また当地では、古くからの遺跡も発掘されており、奈良時代の須恵器や平安時代の土師器が展示されていました。
ほかにも、刀やよろい、武田菱入りの鞍、そして義清・清光親子の像などを展示。
※入館無料/月曜(祝日のときはその翌日)および年末年始は休館

2010年5月15日

武田氏館の隣には、武田郷の鎮守様、湫尾(ぬまお)神社が建っています。
参道左右に立つ大きなスダジイとヒイラギは、ともに市指定天然記念物。

※2011年の東日本大震災で鳥居が倒壊し、木造で再建されましたが、2013年に本殿・拝殿が火事で全焼。2018年に再建されたそうです。

ひたちなか市文化会館・石川運動広場

2010年4月10日

日工前駅の近くに建つ、ひたちなか市文化会館では、各種催し物の行なわれる大ホールや小ホールをはじめ、展示室、会議室、練習室などの施設がそろっています。
日工前駅の周りには桜の木が多く、春は華やか。
ひたちなか市文化会館に隣接する石川運動広場や、日立工機、陸上自衛隊勝田駐屯地(塀に沿って桜並木があり、敷地の外から見られます。列車内からもよく見えます)、駅のホームにも、桜の木が並んでいます。

2010年4月10日

ひたちなか海浜鉄道 湊線

勝田日工前金上中根高田の鉄橋那珂湊殿山平磯磯崎阿字ヶ浦

※2010年に書かれた「ゲイムマンのひたちなか海浜鉄道沿線案内」を再録したものです。

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もともとは「ゲームセンターでゲームをプレイして、1面クリアするごとに、1プレイ分の金額と同じだけ増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す『日本縦断ゲーセン紀行』」……だったのですが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまっています。

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