磯崎(いそざき)【ひたちなか海浜鉄道 各駅探訪】

2010年5月9日
(現在は色が変更になっています)

《サツマイモ畑が広がる風景》

平磯から磯崎に向かう途中、住宅地越しに海が見える区間があります。
磯崎駅に近づくと、周りに畑が広がります。主にサツマイモ畑。駅名標にもサツマイモが描かれています。

2010年5月9日

茨城県は、干し芋の生産量が全国1位。中でもひたちなか市は、その中心的な生産地です。
駅周辺の道路はやや入り組んでいますが、駅裏の畑には携帯電話基地局の鉄塔が立っており、帰りに駅へ戻る際は目印となるでしょう。

近隣の見どころ

酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)

2010年5月9日

駅からゆっくり歩いて10分くらいで、参道の入口・大鳥居に到着。

2010年5月9日

うっそうと茂る樹木が、天然のアーチを成しています。県の天然記念物に指定されている「酒列磯前神社の樹叢(じゅそう)」は、暑い日にはいい木陰を作り出してくれます。複雑な形をしたタブノキの枝がユニーク。

2010年5月9日

参道を抜けた先は思いのほか広く、明るくて落ち着いた空間になっていました。立派な拝殿が建っています。

2010年5月9日

拝殿の彫刻が見事です。特に懸魚(げぎょ)のブドウとリスの彫刻は、左甚五郎作と伝えられるほど。

創建は856年(斉衡3年)。主祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で、医薬の神、酒の神、また学問の神として信仰されています。
また、大洗磯前神社の主祭神・大名持命(おおなもちのみこと)が、酒列磯前神社では配祀神となっています。

酒列磯前神社と大洗磯前神社では、大名持命と少彦名命の通称を、それぞれ「だいこくさま」「えびすさま」としていますが、これは東京の神田明神と同じ。
神田明神の祭神の1柱・少彦名命が、大洗磯前神社より勧請されたからと思われます。

酒列磯前神社

比観亭跡

2010年5月9日

酒列磯前神社の大鳥居のそばに、比観亭跡への道があります。
水戸藩6代藩主・徳川治保(はるもり)が、比観亭というあずまやを建てた絶景ポイント。
私が以前来たときは、草木にさえぎられて景色がよく見えなかったのですが、その後整備されたようで、眼下の白い砂浜、その先の青い海、左手の阿字ヶ浦海岸、対岸の常陸那珂港までよく見えました。青と白で構成された景色が見事。

ホテルニュー白亜紀

2010年5月9日

酒列磯前神社の奥に建つ温泉ホテル。日帰り入浴もできます(平日昼¥500、平日夜¥400、土日祝¥700:定休日あり注意)。
湯船は内湯と露天風呂それぞれ1つずつですが、落ち着いた雰囲気でくつろげます。なめらかな感じのナトリウム塩化物泉。
露天風呂から見える海がきれいでした。晴れていたので空もきれいでした。ホテル下の海岸に露出する、白亜紀の地層も見えます。

ホテルニュー白亜紀

中生代白亜紀層

2010年5月9日

ホテルニュー白亜紀のあたりから、平磯海水浴場の近くまで、海岸には7500万年前の、中生代白亜紀の地層が現れています。
翼竜の骨やアンモナイトなどの化石も発見されているそうです。
海水に浸食されてゴツゴツした岩場になっており、絶好の潮干狩りポイント。
特に、駅からはかなり遠いですが、平磯太陽観測センター近くの岩場が広くなっていました。
ただし海岸沿いの道は、車が多い上に歩道がないので、徒歩での長い移動は避けた方がいいでしょう。

平磯太陽観測センター

2010年5月9日

独立行政法人 情報通信研究機構の施設。太陽フレアによる通信障害の発生を予測するため、太陽から来る電波や、黒点活動などを観測しています。
電波望遠鏡の大小のパラボラアンテナが、常に太陽の方を向いて動いています。
湊線の車窓からも、これらのアンテナがよく見えます(駅からかなり遠いので、車窓から見るのが現実的だと思います)。通る時間帯によって向きが変わるのがおもしろいです。

ちなみに太陽観測センターの奥に、第9代水戸藩主・徳川斉昭が選定した景勝地「観涛所」の碑があるらしいのですが、残念ながら私は見つけることができませんでした。
(※海岸の道路から、観涛所に通じる分かれ道があるようです)


ひたちなか海浜鉄道 湊線

勝田日工前金上中根高田の鉄橋那珂湊殿山平磯磯崎阿字ヶ浦

※2010年に書かれた「ゲイムマンのひたちなか海浜鉄道沿線案内」を再録したものです。

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もともとは「ゲームセンターでゲームをプレイして、1面クリアするごとに、1プレイ分の金額と同じだけ増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す『日本縦断ゲーセン紀行』」……だったのですが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまっています。

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